結局のところ、大学生、高校生は、まだ人生経験が少ないから、本当に自分に向いた仕事が何か、自分がやりたい仕事が何か、わからないのではないだろうか。もちろん私は経営者になりたい、医者になりたい、銀行員になりたい、パン屋さんになりたい、野球選手になりたい、競輪選手になりたい、芸能人になりたい、なりたいものが決まっている人は、問題ない。しかし、自分は何をやりたいかわからない、という人も多いわけだ。というか、実際に大学生は毎日のように、どの会社を受けたらいいか、どの業界を志望したらいいか、相談に来る。野呂は、ぶっちゃけ、そういう人にはどこでもいい、と言っている。何度も言うように、仕事の経験がなければ、いや世の中に出るという経験がなければ、仕事というものが実感としてわからないからだ。世の中というものがわかってくるにつれ、仕事というものが実感できるにつれ、なんとなく自分がやりたいものが見えてくるのではないだろうか。でも、無理やり、見させらる、ということも実は少なくない。
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